キャンプでおしゃれだなと目を引くサイトは大体、木製テーブルだったんですよね。
やはりあの温かみに惹かれてしまう…
木皿もそうですけど、何で木製になるだけであんなに急にエモくなるんでしょうね。不思議。
あの温かみがあるのとないのでは…
でも、高いんですよね…買おうとすると。
そして、僕はハイスタイルでもロースタイルでも使える木製ロールテーブルが欲しかった。
売ってないんですよねそういう木製ロールテーブル。
もうそうしたら作っちゃえと。
結構作ってる方もいっぱいいたので、DIYすることにしたのです。
調べていると、思ったより色んな作り方があるみたいでしたので、今回は多分一番簡単と思われる作り方を紹介ていきたいと思います。
目次
最初は市販のロールテーブルを購入しようとしていました
DIYをしようと決める前は市販のロールテーブルを購入しようとしていました。
安くて手に入りやすいのはやっぱりコールマンのアルミ製のロールテーブルで。
(もうちょっと長いのがあるのだけど、今はなぜかAmazonと楽天では売ってないですね)
ウッドもいいけどちょっと高い。
あと脚が金属なのがなんか違う。
それか、よく使われているのを見るモザイクのやつ。
でもやっぱり僕は木製が良かった!
なので自分で作ることに決めました。
木製ロールテーブルの良いところ
今回作る木製ロールテーブルの全貌は、良さをまとめることで分かるかなと思われます。
- 折りたためてコンパクトになる
- ハイスタイルとロースタイルで使用可能<
- 木製がいい感じ
この3点が今回作る木製ロールテーブルの良さです。
1.折りたためてコンパクトになる
ロールテーブルと言うからには折りたためます。
コンパクトになって持ち運びに便利です。
いずれこれを入れる袋もDIY出来たらなと思います。
今は大きいビニール袋に入れて持ち運んでいます。
2.ハイスタイルとロースタイルで使用可能
自分で作った理由のひとつでもあります。
ハイスタイルとロースタイルで使える木製テーブルって売ってないんですよね。
脚を連結型にさせ、ハイスタイルでもロースタイルでも使えるようにしました。
外で台所使用するときはハイスタイル、
中でテーブル使用するときはロースタイルで使っています。
3.木製がいい感じ
とにかく風景に馴染んでステキな空間をつくってくれます。
木製ロールテーブルのDIY制作過程
実際のDIY制作過程は下記です!
- 図面を書いて材料を揃える
- 枠のつなぎ部分をカットする
- 色を塗る
- 脚を作る
- ロール部分をベルトでつなぐ
- ロール部分に枠2本をつける
1.図面を書いて材料を揃える
まずは材料を揃えるために図面を書きます。
今回も恥ずかしいですが、くそみたいな図面を参考までに載せますね。
右下に感情が不安定な感じが垣間見えますが、気にしないでください。
すみません、先に言っとくと天面の部分、図面では木と木の間に隙間ないですが、隙間が必要です。
実際は20mmずつとってます。これがないと折りたためないので注意。
(最初、隙間あけていなくて折りたためませんでした)
2.枠のつなぎ部分をカットする
天面のロール部分を下で固定する「井の字」の枠を作るために、そのつなぎ部分をカットします。
この時はジグソーというカットの道具で上記のように切れ目を入れると、ポキポキ折っていけます。
最後はやすりで整えて、完了です。
そして、もう一つの準備として、つなぎ部分に脚をジョイントするための穴を開けておきます。
この時はドリルで貫通させます。
くれぐれもつないだ状態でいっぺんに開けないように。ずれます。
面倒くさいけど、ひとつひとつ、垂直に開けていきましょう。
垂直に開けるためには、ドリルガイドキットが便利です。
3.色を塗る
こちらは、ワトコオイルで塗装していきます。
塗装については雑誌ラックとDVDラックを兼ねたテレビ台をオリジナルDIYでまとめているので、参考としてください。
4.脚を作る
これが一番失敗しました。。
ロースタイルではいいのですが、ハイスタイルにすると、脚の穴が真っ直ぐに開けられていなかったようで、生まれたての子鹿みたいな脚になってしまい。。 まあ気をつければ使えるので!良しとしていますが、いつか時間がある時にもう一度チャレンジしたいですねー。
爪付ナットとネジ(ウッドポール)
さて、こちらは爪付ナットとネジ(ウッドポール)を活用します。
脚は丸棒。もう少し太いともっと安定すると思うのですが、ホームセンターにこれしかなかったので妥協しました。
丸棒にネジと爪付ナットを接着
丸棒を計8本用意したら、ネジを接着する穴を垂直にそれぞれ開け、穴にボンドを入れネジを差し込み接着します。
ネジ受けには穴を空けて爪付ナット。
ハンマーで打ち付けます。 ネジ受けの穴はどこまで開けても大丈夫ですが、ネジ接着の穴は最終的にでるネジ部分の長さを逆算して穴を開けましょう。
接着が深すぎて、ネジ部分の長さが足りない!なんてことにならないように気をつけましょう。
今回で言えば、天面と脚とのジョイント部分にはある程度の長さのネジ部分が必要です。
長すぎても短すぎても駄目なので、本当に注意。(僕は1本丸棒を無駄にしています。。)
5.ロール部分をベルトでつなぐ
タッカーという道具
これが個人的には面白い作業でした。
初めてのタッカー。 タッカーとは打ち込み型ホチキスの強化版っていう感じの道具。
何か薄いものを打ち込みで固定するときなどに使います。 タッカー、僕は一番安い手に入れ方であろうダイソーで購入しています。
300円商品だったかな。
針も一緒に売っていて楽。 ダイソーの商品だと思って木に打ち込めなかったりするかなあと思ったりしていたのですが、余裕で打ち込めました。
これ、電動でもないのにどうやってこのパワー出てるんだろう。
もう一つのダイソー商品
そして、もう一つ僕はここでダイソーの100円商品を使っています。
ベルトです。 山にぎりぎり合いそうな色の人用のベルトをカットして使っています。
切った部分はほつれ防止のため、火であぶっています。(ポリエステルだとできる)
天面とベルトをタッカーでガッッ
天面の木と木の間の隙間をちゃんと20mmとることに気をつけながらタッカーでつけていきます。
僕はここでも失敗していて、ベルトがすごく斜めってしまいましたが、まあこれも味ってことで良しとしています!
6.ロール部分に枠2本をつける
ロール部分が出来たら、ロール部分の木と同じ方向に枠を2本つけます。
枠に爪付ナットを埋め込む
その下ごしらえとして、まず爪付ナットを枠に埋め込みます。
ロール部分につけた時に浮かないように、爪付ナット分を彫刻刀で少し削っておくのがポイント。
最初は枠の反対側に爪付ナットを埋め込んでみたのですが、すぽっと取れてしまうことが判明したので、この位置に。
こうすることで、ロール部分とロール部分に貼り付ける枠がはずれない限り取れないようになりました。
枠のベルト部分を削っておく
ロール部分のベルトと枠を貼り付ける時、このままだととうしても浮いてしまいます。
ですので、こちらも彫刻刀で削っておきましょう。 さすれば、ロール部分と枠の間に隙間のないステキなロールテーブルを作ることができます
ロール部分に枠を接着して完成
ロール部分に枠を接着すれば、全行程は終了です。
今回はビスは汚くなるので使っていません。
全てボンドで接着しています。
さいごに
最近気づいたんですが、自分が作ったギアでするキャンプは格別なものが有ります。
他にはない一点もの感、そしてそれによって作られる雰囲気、その雰囲気を作り出してるのは自分が作ったもの…
何とも言えない気持ちよさが有ります。
これだからDIYってば楽しいよね! 来月にまたキャンプが控えているので、またしてもこいつは活躍してくれます。
次回のキャンプの目標は「キャンプでパン作り」!
ついにダッチオーブンを買おうと思っているので、また報告できたらと思います。
次の記事は『コーナンラックよりキャプテンスタッグの木製3段ラックを薦める3つの理由』
キャンプでの木製アイテムではちゃめちゃに便利なのがこれ。
定番だけど、ないと始まらないアイテム。
コーナンラックよりキャプテンスタッグの木製3段ラックを薦める3つの理由