その100冊、本当に血肉になっていますか?血肉にするために僕がやっていること

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あなたのその100冊、本当に血肉になっていますか?

僕は、ビジネス書を100冊読んで「まあ読んだっちゃ読んだし、エッセンスとしてはなんとなく入ったかな」という程度であれば、理解しきれて10冊読むことの方が断然良いと思っています。

読んだその場では理解したような気になっても、必要な時に得た知識を引き出せなければ意味がない。意味がないんです。

自分の元ある知識と結びつけ、自分の中に落とし込み、いつでも引き出せる状態まで持っていく。
この作業をしながら読み進めると時間がかかりますが、とってもおすすめです。
よほどの天才でない限り、ただ読んだだけではそのビジネス書に書いてあることを自分のものにできないですからね。
社会人になってビジネス書を読むときは、その作業を毎回しながら読んでいます。

今回は僕がビジネス書を読む時、どのようにして自分の元ある知識と結びつけ、自分の中に落とし込み、いつでも引き出せる状態まで持っていっているかを紹介したいと思います。




 

目次

シンプルにEVERNOTEに要約をしている

シンプルにEVERNOTEにビジネス書で読んだことをトピックスごとに要約をしています。

そんなことかよと思われるかもしれませんが、そんなことを続けられるかが重要です。

先程もお伝えしたとおり、ただ読んだだけで自分のものにできる人間は限られています。
僕はそっち側の人間でないことは自明だったので、ひと手間加えることが必要でした。

EVERNOTEに要約をしようとすると、そのセクションで言われていることをなるべく簡潔な言葉で、改めて文字にしてまとめようとするので、より脳に刻まれやすくなります。

それと、ビジネス書ってよく前述したトピックスの追加情報が後になって出てきたりするんですよね。
それをEVERNOTE上の同じトピックスの箇所でまとめることで、より自分の中での理解・整理を進めています。

 

ちなみに画像のさとなおさんの『ファンベース』含む書籍たちはマーケター必読の書。

 

思ったことがあったら筆者の要約と分けて書いておく

読み進めながら、「自分で思ったこと」って出てくると思うんです。

「これは自分の仕事であればこういう時に活かせるな」
「これはあの本でいうあの意味合いのことと一緒だな」
「これとあれをあわせてこういう考えとして自分の中では捉えておこう」

そういったことを思うたびに、僕は☆をつけて書いておきます。

この瞬間こそ僕は大事にしていて。自分の元ある知識と結びついたこの瞬間
より自分の中に落とし込めるし、いつでも引き出せるようになる。
だから、自分の言葉で語れるようになる。

そして、筆者の考えと自分の考えを分けて書いておくことで、後から読み返した時にどちらの意見なのかが分かります。
後から見返した時って、「この筆者としてはどう言ってたか」というのを再確認したい時が多いのでそんな風にしています。

いっとき、自分が思ったことを違うNOTEを作って書くことも考えましたが、一緒に書いてあることが重要だなと感じました。
この自分の思考はどの本のどの考えを経て生まれたのかが分かるからです。
リソース的なものがあることで、自分の思考を語る時の出典元を意識でき、より説得力が増します。

 

画像の『顧客起点マーケティング』もマーケティングのあるべき姿を知れる良書。

 

物理的にいつでも引き出せる

EVERNOTEに要約をしたからといって自分の脳からいつでも全てを引き出せるとは思っていません。それこそ天才です。

ただ、一度自分の頭で整理しながら要約したことによって、ただ読んだだけに比べて断然引き出しやすくはなっているはずです。

そして、全ての要約が出てこなくても、当たり前なんですが、EVERNOTEで文字にしたことによって物理的に「検索」ができるようになっています。

「あ、これはあの本で読んだことを参考にできるけどなんだっけな」と思ったらいつでもスマホのEVERNOTEから検索をして自分の要約を引き出せます。これがすごくでかい。

 

自分の考えをアップデートできる

僕は仕事で企画書を書く時、自分のEVERNOTEの要約を何度も参考にします。
その時、何が良いって、より自分の考えをアップデートできるんですよね。

やはり、本を読んでいた時の自分より、読み返した時の自分はちょっとまた状況が違っているわけで。
そうすると、自分が過去にまとめた要約から違う景色が見えてくることがあります。
これもEVERNOTEに要約するメリット。

 

その本の筆者たちが守護霊のように僕の後ろについてくれる

現在、自分のEVERNOTEにはたくさんの要約が存在しているわけですが、これは本当に自分の武器になっています。
今となれば、ビジネス本を読むだけで終わらせるのはあり得ないなと思うくらいです。

なんていうんですかね、その本の筆者たちが守護霊のように僕の後ろについてくれる感じ…

とっても心強い感じ、伝わりますか。

以上、僕なりのビジネス書の血肉の仕方でした。




 

次の記事は『”熱狂”がブランドの未来を照らす。刊行記念イベントで語られた『熱狂顧客戦略』をレポート』

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”熱狂”がブランドの未来を照らす。刊行記念イベントで語られた『熱狂顧客戦略』をレポート

 

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