普段EVERNOTEに書きためている僕の日々の学びを1つピックアップして紹介する「ステアピック」。
第9回は「強いリーダーの押し付けで人は団結できない」をピックアップします。
今回は現在ジャンプで連載中の『Dr.Stone』に出てきた台詞です。
どのようにすれば納得感のある進め方ができるかが分かるので解説したいと思います。
ぱっと読めるインテリジェンスをあなたに。
目次
強いリーダーの押し付けで人は団結できない
自分たちで選ばせる。
少なくともそう思わせる
大事なのよそこジーマーで
強いリーダーの押し付けじゃあ人って団結できないの
出典:Dr.Stone 第84話
納得感を持って人が団結するためには
出典:Dr.Stone 第84話
このシーンは、大人数を動かしていかなくてはならない時、主人公の提案が最初から一番良いと分かっていたにもかかわらず、あえて他からも案を募り、みんなに選ばせるスタイルに友人がもっていき、結果、主人公の案をみんなで選び納得感を持って団結した、というシーンでした。
ですので、このセリフは友人ゲンのものです。
確かに、複数でた案の中からみんなで選んだものなら納得感がありますよね。
一案の押し付けはいくら良くても受け入れづらいのが人間というもの。
絶対一番良い案と確信があっても一度他の案と同じ土俵に登ることが大事なんですね。
出典:Dr.Stone 第84話
出典:Dr.Stone 第84話
ちなみに、ドクターストーンでは良い船の案を決めるお話でした。
(1枚目が他の案、2枚目が主人公千空の案)
団結以外のことにも応用できる
例えば、提案の時なども、決めたい案はひとつなんだけど、もう2案捨て案で足すことで納得感のある進め方が出来ます。
人は複数案並ぶと選びたくなる生き物。
「この中だったらこれかなあ」と言わせたら勝ちで、1案ぶつけて何度も再提案をくらうよりよっぽど進みが早いですよね。
そして「自分で選んだ」という事実がある手前、その案をより良くする方向に導きやすくなります。
まとめ
一押し案があっても、あえて複数案から選ばせることで納得感のある進め方ができる
さいごに
ちなみにドクターストーン、世界が急に石化してしまい、3700年後の果てた世界で文明を取り戻していくストーリーでめちゃくちゃ面白いので、良かったら読んでみてくださいね。
以上となります。
誰かの毎日がちょっとでもステキになっていたら幸いです。
次の記事は『仕事で「課題」という言葉を使うのは大至急やめようと思った話』
納得感のある進め方という意味で整理しておきたいことと言えばこれ。
「課題」という言葉は3つくらい意味をはらんでいるので、使い方を間違えると団結できないかもしれません。