バックパックで海外をまわろうとするとどうしてもついてまわるのがセキュリティ問題。
ちょっと目を離した隙に中身が盗まれたり、バックパックごと持っていかれたり、怖いですよね。
バックパックによっては全てチャックに鍵がかけられるものもありますが、多くはありません。
最悪、ナイフで破られることもあります。
バックパックごと持っていかれたら終わりです。
そんなバックパッカーの海外旅行セキュリティ問題をまるっと解決してくれる神具がパックセーフという商品でした。
パックセーフを実際にアフリカ旅行で使ってきたのですが、それはそれは心強かったです。お金で買える安心感。
そのパックセーフの使い方や良かったところはもちろん、イマイチなところも含め紹介します。
バックパックで安全に海外旅行をしたい方は参考にしてみてください。
目次
パックセーフの種類
パックセーフには、55リットル用、85リットル用、120リットル用、140リットル用の4つのサイズがあります。
僕は55リットル用のパックセーフを使っていました。
僕のバックパックは65リットルだったのですが、パンパンの状態でもぴったりくらいで使えています。
パックセーフの使い方
収納袋からパックセーフを出す
まずは収納袋からパックセーフを出します。
パックセーフを広げてバックパックに被せる
この時、ワイヤー網が伸びやすい向きがあります。
パックセーフのロゴマークを正しい向きで見た時の縦方向に伸びやすいです。
自分のバックパックの1番長い部分に合わせてパックセーフを被せましょう。
パックセーフを締める
南京錠をかけられるところを引っ張るとパックセーフを締めることができます。
締めたらプラスチックの玉部分を引っ掛けるところがあるのでそこで固定します。
玉部分はいくつかあるのでちょうどいいところで引っ掛けましょう。
パックセーフに南京錠をかける
バックパックごと持っていかれないようにするには、ワイヤーの先をどこかに引っ掛けてから南京錠をかけます。
どこにも引っ掛けない場合はワイヤーがあまるので、ワイヤー網にからませてから南京錠をかけましょう。
これで緩むことはありません。
パックセーフの良いところ
バックパックの中身が極限に盗られにくくなる
バックパック、上部を開けるとこのような巾着タイプが多いと思います。
チャックに鍵はかけられても、巾着には鍵がかけられないんですよね。
パックセーフは全体をワイヤー網でがっちり固定するので、上部が開けられなくなります。
パックセーフはワイヤー網なので絶対に中身が盗られないかというとそうではないのですが、極限に盗られにくくなります。
チャックを南京錠でしめることができるのであれば、ナイフで切られない限り中身を盗られることはないでしょう。(ナイフもワイヤー網で入れにくいと思いますが)
「盗りにくそう」と思わせられる
パックセーフのワイヤー網ががっちりかかっていると、かけた僕が見ても「盗りにくそう」と思ってしまいます。
「これ盗るのに時間かけるくらいだったら他の盗ろう」と思わせられるのではないでしょうか。
ワイヤーで場所に固定できる
先述のように、ワイヤーの先をどこかに引っ掛ければその場所に固定できます。
バックパックを持ち運ぶにはつらい空港でのトイレの際や、移動時にバックパックを遠くに置かなくてはならない際などにとても安心感があります。
パックセーフをかけたままでバックパックを持ち運べる
完全にパックセーフを締めると背負う部分もワイヤー網の中に入れなくてはなので背負えないのですが、締めずにかけたままにすればバックパックを背負うことができます。
いちいち収納袋に出し入れしなくてもよくなります。
思ったより軽い
この55リットル用500gです。
持ち運びの重さは全く気になりませんでした。
パックセーフのイマイチなところ
最初は難しい
ワイヤー網が伸びやすい向きなど、最初はパックセーフをバックパックにかけるのが難しかったです。
しかし、慣れればスムーズにかけることができます。
コツはバックパックの上部からかぶせていくことです。
収納袋への出し入れはめんどくさい
収納袋への出し入れはめんどうなところがあります。
これも慣れればスムーズにいけますが、前述のバックパックにパックセーフをかけたままにするなどを駆使しましょう。
海外で人を信用してはいけない
これは自戒でもありますが、海外では人を信用してはいけません。
「念には念を」で行動するようにしてください。
例えばホテルでも掃除の方がお札を抜く可能性もあります。
パックセーフで固定しておけば、そういったことはなくなります。
心配しながら旅行をするか、安心感をもって旅行をするか
「もしかしたら盗られるかも」と心配しながらする旅行を僕はしたくありませんでした。
このパックセーフ、少し値が張りますが、僕は買って本当に良かったと思っています。
安心感が断然違います。
これなしで海外旅行をするのはもう考えられないレベル。
盗られてから悔やむのと、「絶対ここまでいらなかった!」と悔やむのであれば、僕はみなさんに後者の後悔が訪れて欲しいです。
次の記事は『エチオピアでバス代を騙し取られたうえosmo pocketまで盗難された一部始終』
「海外で人を信用してはいけない」と思った原因の出来事です。
僕もめちゃくちゃ意識していたのに、結局、「こんなバッグ抱えたままなんて失礼か…」なんて思ってしまい、ビデオカメラを盗まれてしまいました。