【コーヒー好き必見】好みにロースト!都立大学の自家焙煎コーヒー屋さん『ビバーチェ』

CAFE

都立大学の自家焙煎コーヒー屋さん『ビバーチェ』

このブログではじめてのお店紹介。
それほど惚れ込んでしまった、第一回にふさわしいお店、『ビバーチェ』。

一目惚れに近いです。だって昨日だもの見つけてしまったの。
運命かの如くコーヒーの香りに吸い寄せられ初来店し、ご説明いただいたコンセプトにやられその場で取材打診。
本当は隣の蒸しパン屋さんに行くつもりだったのに…
快く許可をいただいたので、すぐカメラを取りに行きました。

そんな八雲のおいしいコーヒー屋さん『ビバーチェ』、とにかくコーヒー好きなら絶対一度は訪れてほしいお店なので、その魅力を少しでもお伝えできればと思います。

 

 

 

目次

アクセス

都立大学駅から目黒通りを真っ直ぐ自由が丘方面に歩き、自由通りにぶつかる中根の交差点を右に曲がること約4分。
左手に『ビバーチェ』はあります。

八雲むしぱん屋さんのお隣に位置しており、もうそれだけで美味しそうな並び。
むしぱんを買ってビバーチェのコーヒーを飲みたい。。
そういう同時購入キャンペーンをやったら相互送客になるのではないかとつまらないことを考えてしまう。

お店の前を通るだけで焙煎の良い香り…
この香りに誘われてふらっと入ってしまう方も多いハズ。
そんな僕も前から行きたいと思っていた八雲むしぱん屋さんに行く目的で来たつもりが、そちらより先にコーヒーの香ばしい香りに誘われてビバーチェさんに入ってしまいました。

中に入ると、ロースト前の生豆がずらり。
スペシャリティコーヒーから有機栽培のもの、お手軽なものまでたくさんの種類が並んでいます。
何種類くらいあるか聞いておけばよかった。

 

 

 

『ビバーチェ』の紹介したいところ

いつもモノなどを紹介する時は3つくらいにしているのですが、今回は無理でした!
厳選6つです。

 

  1. 好みにローストしてもらえる
  2. サービスでプロの味のコーヒーが1杯いただける
  3. こだわりのカフェメニューが美味
  4. ご夫婦のお人柄がステキ
  5. それでいて裏付けされた実力
  6. 岡山直送の土曜のお野菜

 

それでは、下記で詳しく紹介いたします。

 

 

 

1.好みにローストしてもらえる

とかく、ビバーチェさんの何が一番のおすすめポイントかってお好みの豆をお好みにローストしてもらえるということ。
お店で自家製ローストしているところは僕も見たことあるのですが、一人ひとりのニーズにあわせてローストしているお店は初めてでした。
元々コーヒーがお好きなご夫妻で、そういうお店がなかったから作ったとのこと。
実用新案を取得した小型焙煎機がそちらを可能にしているそうです。

僕はコーヒー初心者で豆の知識はゼロに近かったので、なんとなく飲んでみたいコーヒーの味を伝えました。
どんなものを伝えたかというと、フルーティーで酸っぱめの美味しいコーヒーです。
コーヒー、酸っぱいの美味しくないじゃないですか。
だいたい日が経って酸化するとそのようなコーヒーになってしまうそうです。
でも美味しい酸っぱいコーヒーもあるって雑誌で言ってたんですよね。
体感したことなかったので、そんなオーダーをしてみました。
そうすると店長の奥様が豆とロースとの具合を選んでくれました。

そのレポートは後でするとして、下記で簡単にビバーチェでのローストの手順も紹介したいと思います。

 

 

手順1:伝えたイメージのコーヒー(ロースト済み)を飲ませてもらえる

ちょっと毎回行なっているかは分からないのですが、選んでいただいた豆のロースト済みのものがあれば、飲ませていただけます。
その感想をもとに、もう少し深入りなのか浅煎りなのかを判断してもらえます。

いただいたものもめちゃくちゃ美味しくってびっくりしたのですが、僕はもう少し酸っぱめのものにチャレンジしたいと告げました。
奥様はなんだか嬉しそうでした。

後ほど話していてわかったのですが、やはりコーヒー、深いもので、当たり前なのですが豆や焙煎の仕方で味が変わるそうで、毎回お客様のオーダーに答えられた時がやりがいを感じる瞬間でありこの仕事の楽しいところなのだそうです。
前田ご夫妻、そういう意味では今回ローストいただいたコーヒー、予想以上に答えていただきました。
この感動は忘れないですよ。

 

手順2:豆を量る

欲しいオーダー量にあわせて豆を取り出していただきます。

スタンダードのところで、200gを頼む時は240g取っていただきます。
ローストの過程で40gほどは減ってしまうそうです。

 

手順3:豆をロースト

ローストかごに豆を入れ…

ロースターにセット。

どんどんモクモクして良い香り…
煎り具合をときたまチェック。

 

手順4:ローストされた豆を冷ます

オーダーの具合にローストされたら豆を取り出し、素早く冷まします。
それ以上焙煎が進まないようにするためだそうです。

ここに置くことで上からも下からも冷まされるとのこと。

 

手順5:薄皮をとる

プロの芸当でした。
網カゴで豆を舞わすとどんどん下に薄皮が落ちていくという…
すごい…

 

手順6:梱包

袋に詰め、完成!
勉強になりました。

 

 

 

2.サービスでプロの味のコーヒーが1杯いただける

ローストを待つ間、ホットコーヒーかアイスコーヒーをサービスしていただけます。
一杯一杯、丁寧に入れていただいていることがわかります。

僕はアイスコーヒーをいただいたのですが、人生史上一番美味しかった…
あんな美味しいアイスコーヒー飲んだことない!
アイスコーヒー専用の自家製シロップがあったのですが、それがガムシロップと全然違くて!
とにかく美味しかったですね…
今まで飲んできたアイスコーヒーはなんだったのか。

 

 

 

 

3.こだわりの自家製スイーツが美味

美味と書いておきながらいただいていないのですが、すごく美味しいとのこと。
特にチーズケーキが人気のようで、それだけを買いに来るお客様も実際に滞在中でいらっしゃいました。

都立大学には『山口さんちのチーズケーキ』という有名なチーズケーキ屋さんがあるのですが、どちらが美味しいのか…!

コーヒーゼリーもコーヒー焼きプリンもこれ絶対美味しいな…

ただ、気まぐれらしく、「ある時だけ」とのことなので、(そういう感じも好き…)あったら食べるべしです!

そして今だけの注目が「珈琲屋のこだわりコーヒーかき氷」。
もうなんちゃらバックスのなんちゃらフラペチーノとは全然比べ物にならないのだそう。。
ちょっと今期中には必ず食べに行こう…

え、特製はちみつシロップも気になる…

 

外のスペースでいただくことも出来ます!(中にも座れるところある)

 

 

 

4.ご夫婦のお人柄がステキ

もうここに一番惚れ込んだかもしれない。
店長の奥様と、オーナーの旦那様。
前田夫妻最強説。
このお店『ビバーチェ』の魅力はお二人のお人柄があってこそ。
気さくで気兼ねなく、なんだか通いつめた親戚のおうちのような居心地の良さ。

だから、地元に人が次から次へと訪れる。
まるで二人との会話を楽しみに来たかのように、いや、これはもうまさにそっちだ。
1杯の美味しすぎるサービスコーヒーから生まれるコミュニケーション。

 

 

お客さん自らハンドブックを作ってくれる愛され具合

こちらが一番驚いたし、まさに愛され具合を象徴している。

この茶色いハンドブック、お客さんである伊藤健介さんが全て手描きで作られたとのこと。
中をあけてびっくり、この愛と熱狂に溢れた書物はなんだ…

 

絵から文から構成から全てが完璧。
ここまできれいにまとめられていて愛が溢れていてすっと入ってくるハンドブック見たことない。。
こちらをもらいに行くだけでも価値があると言ってもいい。

読めば読むほどビバーチェへの愛が深まるこのハンドブック、マーケターは参考にすべきかもしれない。

 

人との愛とコーヒーとの愛に溢れているお二人。
ステキだなあ…

奥様のふさこさん、個人的に、知り合いの方(こちらもパワフル元気な方)に似ていて、勝手に親近感湧いていました。

 

 

 

5.それでいて裏付けされた実力

名刺をいただいてびっくりしたのですが、お二人とも

「コーヒーマイスター」

「焙煎士」

のご資格をお持ち。

しかもふさこさんは

「ブラジルコーヒー鑑定士」

でもある…!

そりゃあ美味しい訳ですね。。
やっぱり最強です、前田ご夫妻。

 

 

 

6.岡山直送の土曜のお野菜

土曜には岡山直送のお野菜が置いてあります。
なんでも、岡山でめちゃくちゃ真摯に作ったお野菜なのだけど、サイズなどがまちまちでJAでは買い取ってもらえないと。
しかしながらべらぼうに美味しいとのことで息子さんが買い付けてビバーチェでお売りになっているとのこと。

ちょっと僕も惹かれてなすを購入。
たまねぎもブログのこともあって小さいのを1個おまけしてもらっちゃいました。

 

結果、確かにべらぼうにうまい

簡単になすのお刺身と焼きなす、たまねぎもシンプルにグリルしたのですが、これが結果、べらぼうにうまかった!!
とにかくどれも甘かったです。

お値段は少々張るものの、このうまさだったら安いもの。
土曜は要チェックです。

 

 

 

実際のコーヒー

さて、実際のコーヒーどうだったかというと、もう書いちゃってるようなものですが、大満足のクオリティでした!!
フルーティーで酸っぱめの美味しいコーヒーを初めて味わえました。
これか…こういうことだったのか…と。

なんていうか、酸化での酸っぱいコーヒーとは違って、最初の口当たりは酸っぱくなくまろやかなのだけど、後から爽やかな酸味がやってきてすっと流してくれる感じ。

 

豆はふさこさんチョイスで「イルガチェフ・ナチュラル」。
「ナチュラル」というのは生産処理の方法で天日乾燥という手間がかかるものだそうで、なかなかイルガチェフではないものだそう。

うん、よくわからないけど、とにかく美味しかった!

 

 

 

 

さいごに

今回、いろいろな「はじめて」を経験させてもらいました。

はじめてのブログでのお店紹介
はじめてのカスタムロースト
はじめての美味しい酸っぱいコーヒー
はじめてブログやってての商品ご提供
2日連続投稿…

すべてビバーチェに出逢えたからですありがとうございました。

 

はじめてブログやってての商品ご提供は嬉しかったです…
写真に写し忘れましたがこの他にもたまねぎをサービスしてもらっています。
一生忘れないだろうなあ。

 

髭剃れば良かった

とっても良くしてもらって、記念撮影までしてもらいました。
良い写真だからこの際載せてみようと思います。

ほんと、こんなつもりじゃなかったから髭面でやだなあ。
電池取りに帰った時、剃れば良かった。

 

ほんとにさいごに

いやーとっても良いお店で、コーヒー的にもマーケティング的にもとっても勉強になるお店でした。
熱狂の生まれる瞬間を見た(自分)
コーヒー買うってなったらもうビバーチェ。

『ビバーチェ』その名のごとくいきいきとお店を営んでいらっしゃいました。
自分もああいう生き方をしたい。

前田ご夫妻、本当にありがとうございました!

 


※ビバーチェのネットのお店です

 

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次の記事は『ミルをもらったのでコーヒー初心者が道具一式を購入したら思いのほかステキだった話』

ビバーチェで購入したコーヒー豆はこの道具を使って淹れて飲んでます。

 

 

 

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