コロナの影響で僕の会社でもリモートワークが3月から始まっていました。
まあすぐ元通りになるだろうとたかをくくっていた僕は下記のようなソファ+簡易デスクで仕事をしていたのですが…
一向に終息に向かわないコロナ。続くリモートワーク。壊れていく腰…
もうこれは限界だ。と重い腰を上げ、仕事環境を整える一環でパソコンデスクをDIYしたので、今回はそちらの作り方と使い心地を紹介したいと思います。
僕の当初の仕事環境が悪すぎたのもあるんですが、パソコンデスクをDIYして本当に正解でした。
もうどれだけリモートワークが続いても怖くない。むしろ会社より快適。
DIYの良いところは自分好みの色、サイズにできること。そして何より自分で作ったという達成感があり、愛着が段違いです。
「市販のPCデスクはしっくりこない…」
「自分の部屋にぴったりのサイズの机が欲しい…」
「世界に一つだけのこだわりの机が欲しい」
そんな方の参考になれば幸いです。
目次
作り方
作り方は下記です。
- 天面のサイズを決める
- 天面の木材を注文
- 天面の木材をサンダーで磨く
- 天面の木材をBRIWAX(ブライワックス)で塗装する
- 天面にアイアン脚をつける
説明していきます。
1.天面のサイズを決める
元々、棚で専有していたスペースを下記のように縮小し、空いたスペースにパソコンデスクを配置する算段を立てました。
壁から棚までは1,140mmありましたが、配線などもあるので多少余裕を持たせた方がいいだろうと、天面の横幅は1,000mmに。
今となれば、壁とデスクの間に隙間があったほうが手が入ってデスクランプのスイッチをオンにするときなど便利なのですが、もう少し広げて1,050mmなどでも良かったなーという所感です。
天面の縦幅はなるべく広く取りつつも、パソコンデスクに椅子をしまったときソファと同じくらいに来たほうが美しいだろうということで550mmに。
いつもだったら図面を描くんですが、今回はシンプルなデスクなので、図面は描きませんでした。
2.天面の木材を注文
デスク天面のサイズが決まったら木材調達に入るわけですが、近くに大きなホームセンターもなければ車もない僕は、香川県の木材屋さんマルトクショップから木材を取り寄せました。
サイズは横幅1,000✕縦幅550✕厚さ30mmにカットして送ってもらいます。
素材はアカシアの集成材。
アカシアの集成材は安いのに塗装を施すとめちゃくちゃかっこよくなるのでおすすめ。
金額は木材5,570円+送料1,100円=6,670円でした。
3.天面の木材をサンダーで磨く
届いた木材はまずサンダーで磨いていきます。
僕は下記のサンダーで磨きました。
サンドペーパーは付属の#120を使用。
塗装の綺麗さにも影響するので念入りに。
使っているときにけがをしないように角もまるくしました。
サンダーを持ってない人は紙やすりでもできますがめちゃくちゃ時間かかるので、安いし買っちゃったほうが良いかもしれません。
4.天面の木材をBRIWAX(ブライワックス)で塗装する
いつも塗装はワトコオイルを使用しているのですが、簡単でナチュラルなツヤもでると噂のワックスも試してみたいなと。
ということで今回はDIYワックスの雄「BRIWAX(ブライワックス)」を使って塗装をしてみました。
色はちょっと濃い目のジャコビアンというカラーに。
スポンジでブライワックスを塗り込む
ブライワックスを100均で買ったスポンジにとり、木材に塗り込んでいきます。
みるみるうちにジャコビアンの上品な茶色が着色。簡単で早い。
ワトコオイルは乾かすのに1日位かかりますが、ブライワックスはすぐ乾くのも良いですね。
スポンジの緑色の部分を使って磨く
塗り込み終わりある程度乾いたら磨きの作業。
ブライワックスには蜜蝋が入っているため、乾いた後に磨くとツヤが出てきます。
これは革靴のポリッシュワックス磨きと同じですね。
最初は布で行なっていたんですが、どうも拭き取っているだけでツヤがでなかったので試しにスポンジの緑色の部分を使って磨いたら理想通りのツヤが出てきました。
左側が磨いた方で右側が磨いていない方。
左側にはツヤがでていて光を反射していることがわかります。
5.天面にアイアン脚をつける
塗装が終わったらアイアン脚をドライバーで打ち込んでいきます。
アイアン脚は
- 上品なザラザラマット感
- 高さを微調整できるアジャスターつき
- ネジ付属
- 安い
という理由で下記のものを選んでいます。
僕が打ち込みに使っているのはこれ。
インパクトじゃなくてもドライバーで十分に打ち込めます。
パソコンデスクの完成!
ものの3時間で完成してしまいました。
やはりワックスは早いですね。
仕上がり具合は非常に満足!
重厚感があり、売り物と遜色ない仕上がりになりました。
昨日作ったデスク、映り込みすら起こるツヤなんだけど…。ブライワックスすごいわ。 pic.twitter.com/vCnx81Gg2L
— ryo/ステアシ (@ryo_suteasi) June 28, 2020
ツヤもこれだけ出てきます。
使い心地
パソコンデスクをDIYで作るのを見越してエルゴヒューマンの椅子を購入していたんですが、長いこと「パソコンデスクがなくて部屋にあるだけ」状態でした。
ドキドキしながらエルゴヒューマンの椅子と作ったパソコンデスクと合わせてみたんですが、しっくりきすぎて思わず笑ってしまいました。嬉しそう。
アイアンレッグの高さは720mmで、「足組めるよな…?」とちょっと心配もしていましたが、画像の通り余裕で足組めました。良かった。
もうかれこれ1ヶ月このパソコンデスクで仕事をしていますが非常に快適です。
エルゴヒューマンの効果もあって腰の痛さはなくなりました。
広さも申し分ない。見越したわけではなかったですが、パソコンを置いても手前にノートが全部収まって置けるのも良いです。
良くなかったことをしいて言うなら、強めにこするとブライワックスの色が移ること。
白シャツなどを着ている時は注意が必要です。
そのあと色々買ってデスク環境が整っていきました
あれよあれよとものを購入しデスク環境を整えました。
非常に働きやすくなりました。
ひげこいさんに感謝
今回のDIYはひげこいさんのブログ記事を大いに参考にさせていただきました。
マルトクショップでのアカシア集成材購入は完全にひげこいさんと同じやつ購入しています。
ひげこいさんのデスクの仕上がり、めちゃくちゃかっこいいんで是非こちらも参考にしてみてください。
次の記事は『木製ロールテーブルをDIY。キャンプでも活躍してくれます。』
机という意味ではこのロールテーブルも同じようにDIYしました。
自分で作ったモノでするキャンプは格別。
作り方を解説しているのでキャンプ好きの方は良かったら。