あなたの毎日をもっとステキに。ステキなアシストを目指す情報ブログです。

ブランドの共感度を上げる共感プログラムとは

MARKETING

投稿日:2019-01-15 更新日:

この現代は、そのブランドの持つ考え方や価値観でモノやサービスが買われる『宗教の時代』であり、顧客から愛される『最愛戦略』をとり「良い売上」を獲得していくことが他社との差別化となる、と以前のブログでまとめました。

そして、「ブランドの持つ考え方や価値観」に共感してもらう深さや量の最大化を目指すという概念が「シンパシードミナントロジック」であり、これからブランドが意識していくべきであることも以前のブログでまとめました。

では、その「ブランドの持つ考え方や価値観」に共感してもらうにはどうしたら良いでしょうか顧客から愛されるためにはどうしたら良いでしょうか

自分の経験に各種セミナーやさとなおさんの「ファンベース」、トライバルメディアハウスさんの「熱狂顧客戦略」、小島さんの「コミュニティマーケティング」等での要素をかけ合わせて導き出した「共感プログラム」について解説したいと思います。

この「共感プログラム」を企画に織り込めば、顧客から愛されるプランニングが可能になります。

 

ブランドの共感度を上げる「共感プログラム」

「ブランドの持つ考え方や価値観」に共感してもらうためにはどうしたら良いでしょうか。
顧客から愛されるためにはどうしたら良いでしょうか。

その答えが「共感プログラム」です。

ブランドの共感度を高めるために、まずは「信用」がベースにあるべきだと考えます。
「信用」や「信頼」があるからこそ、軸として発信していく「ブランドの持つ考え方や価値観」に共感してもらいやすくなるからです。

「信用」がベースにあり、そこに「共感できる価値観」があることで、「共感度」は上がります

「信用」を築く6つの方法と「共感できる価値観」を前面に出すことについて解説します。




 

信用を築く

①ファンを優遇し、忘れられない体験や感動を提供して喜んでもらう

以前の記事でも記載しましたが、忘れられない体験や感動は「ファンの創出」につながります。

「予想外価値」が「優れた顧客体験」(CX)を生み、深く心に残り、信用の獲得につながるのです。

そして、この忘れられない体験や感動は「ファンを優遇」して行なうことが良いでしょう。
新規開拓ばかりに注力しているブランドより、ファンと向き合ってくれるブランドのほうが信用できますよね。

そのブランドに関わる全ての顧客に「予想外価値」を提供することももちろん目指したいですが、より濃く忘れられない体験や感動を提供するためにはある程度人数が少ない方が実現しやすいということもあります。

さらには「ファンを優遇」しヒエラルキーを可視化することで、まだファンではない人の興味喚起をすることにもつながります。

 

②ファンで交流してもらい、時には使命を与える

ファン同士で交流してもらうことで、よりブランドの理解が高まったり、仲間意識が芽生えることでブランドの信用が高まります

さとなおさんも「ファンベース」でおっしゃっていましたが、ファンはまだ自分がファンであることに自信がないことが多いです。
なので、他のファンの言葉に触れやすいようにし、自分が支持している「ブランドの持つ考え方や価値観」に自信を持ってもらうことが大事です。

そして、時には使命を与えることでより自分ごと化されます。
ファンというよりもはやそのブランド側の人間となり、自発的に動いてもらうことでどんどん「ブランドの持つ考え方や価値観」が自分に馴染んでいきます。

 

③ファンの言葉を商品開発や改善に活かす

自分の言葉が商品開発や改善に活かされていると、嬉しいですよね。
真摯に向き合ってくれている印象を受け、信用できます

ファンと商品やコンテンツを一緒に共創してしまうことなどが効果的です。
もちろん、その活動を全体に報告するレポートも忘れずに。




 

④ファンに企業や商品の背景や物語を細部まで紹介する

一番基本となり、実践しやすいものがこちらです。
とにかくバックストーリーが大事です。
やはり企業やブランド、商品の裏に潜む背景や物語にこそ愛着が湧きます

細部まで細かく伝えてみましょう。
ポイントはこの後にも説明する「人気(ひとけ)」を出し、社員の顔を出して伝えていくことです。

 

⑤社員を最強のファンにし、前面に出す

全てそうですが、熱い想いこそ人に伝わります。
そんな熱い想いを伝えてくれた人とブランドに愛着が湧き、信用が生まれます。

「伝えること」も大事ですが、「伝え手」も大事です。

なので、信用を築くためにはそのブランドや企業の「人」自体に共感してもらうことが非常に重要になってきます。
この「共感プログラム」はブランドや企業の社員にこそ実践すべきなのです。

そして、その社員を前面に出して行きましょう。
例えば、ホームページやイベントで積極的に社員を前に立たせていくのです。
人は人にこそ愛着がわき、信用が生まれます。
その社員へのファンの信用がブランドや企業の信用に繋がります

企業が生み出すあらゆる差別化要因の中で最後に残るものは「WHO」

クラシコムの青木耕平さんがおっしゃっていた言葉です。
最終的には自社の価値観に基づき熱く自分の言葉で語れる社員こそが競合との差別化となるのです。

 

⑥誠実なやり方をする

誠実でないやり方はすぐに見抜かれます。
「信用」は一気に崩壊します。

逆に、誠実なやり方をしていれば「信用」は保たれるどころか高まっていきます。
不祥事が起こった時でさえも、誠実に対応を行なえば「信用」は高まることもあるでしょう。

あなたのブランドや企業に、嘘、偽りはないですか?




 

「考え方や価値観」を前面に出す

⑦賛同できる考え方や価値観、ビジョンをより前面に出す

①~⑥を実践し「信用」を築くと「ブランドの持つ考え方や価値観」に共感してもらいやすくなります。

その軸をより前面に出していくことを意識しましょう。
ブランドや企業のWEBサイトや商品、イベントや社員にいたるまで、そのブランドが一番大切にしていることを積極的に露出していくのです。

その考え方や価値観、ビジョンなどに共感し、賛同してくれるファンが出てくるはずです。
その「考え方や価値観、ビジョン」を前面に出すことがまた「信用」につながり、その「信用」がまた価値観への「共感」を生む、という好循環が生まれます。




 

共感プログラムをオンラインとオフラインで実践していく

「共感プログラム」はオフラインとオンラインで実践していくとより効果的です。

ブランドとファンで会話ができるコンテンツが理想的で、オフラインでは「イベント」、オンラインでは「コミュニティ」がよく企業のとっている手法です。

特にオフラインイベントでの共感プログラム実施は共感度が一気に上がりやすいです。

僕もヤッホーブルーイングの『超ファン宴』というファンによるファンのためのイベントで、先に参加者のオンラインコミュニティを作ったのですが、中々盛り上がりに欠けました。
しかし、イベント実施後はイベントで共感度が高まったことでオンラインコミュニティでも反応が返ってくるようになりました。

オンラインコミュニティもオフラインイベントを行なうことでより盛り上がることが多いので、このオフラインとオンラインをうまく実施していくことが肝となります。




 

ヤッホーブルーイングで考える「共感プログラム」実施例

僕がいつも参考にしているクラフトビールの会社ヤッホーブルーイングの活動では、図らずとも「共感プログラム」の実施が見受けられます。

ヤッホーブルーイング内では「人気(ひとけ)を出す」「顧客は友人として接する」「学び・交流・共創を通じてクラフトビールの醍醐味を楽しく伝える」と表現されており、どれも「共感プログラム」に当てはめることができます。

 

人気(ひとけ)を出す

HPやECサイト、会報誌などには社員の顔を掲載しています。
リアルイベントでも社員自らが顔を出すことで、顧客側が社員に愛着を持つようになります

⇒「⑤社員を最強のファンにし、前面に出す」「⑥誠実なやり方をする」の例

 

顧客は友人として接する

通販受注部署に顧客満足度アップチームを設け、気になる問い合わせや誕生日、お祝いの際にはサプライズの手書きの手紙やプレゼントを贈り、大切な友達のように関係性を深めています

⇒「①ファンを優遇し、忘れられない体験や感動を提供して喜んでもらう」「⑥誠実なやり方をする」の例

 

学び・交流・共創を通じてクラフトビールの醍醐味を楽しく伝える

具体的には…

学び:会報誌、醸造所見学ツアー、メルマガ等
交流:超宴、宴、醸造所見学ツアー等
共創:新製品共同開発等

などを通し、クラフトビールの醍醐味を楽しく伝えています。

⇒「①ファンを優遇し、忘れられない体験や感動を提供して喜んでもらう」「②ファンで交流してもらい、時には使命を与える」「③ファンの言葉を商品開発や改善に活かす」「④ファンに会社や商品の背景や物語を細部まで紹介する」「⑤社員を最強のファンにし、前面に出す」「⑥誠実なやり方をする」の例

 

もうちょっと細かく「人気(ひとけ)を出す」「顧客は友人として接する」「学び・交流・共創を通じてクラフトビールの醍醐味を楽しく伝える」について下記でも記載しております。

 

そして全てのコミュニケーションで「共感できる価値観」を前面に出している

全てのコミュニケーションは「ビールに味を。人生に幸せを。」という理念のもと、実施されており、それはファンにも浸透しています。

例えば、ヤッホーブルーイングはメルマガを配信していますが、(そこでも担当がその日に合ったことなどを文章に入れたりひとけを出している)文末にはこの言葉が必ず入っています。

画一的な味しかなかった日本のビール市場にバラエティを提供し、新たなビール文化を創出する、そして、ビールファンにささやかな幸せをお届けする

ファンや社員はこの「共感できる価値観」にカミナリ打たれているわけですね。
僕もその一人です。




 

まとめ

共感プログラムをオンラインとオフラインで実践していくことで共感度は上がる




 

さいごに

「コミュニティマーケティング」や「ファンベース」、「熱狂顧客戦略」で同じように語られていることもあれば、こちらでは語られているけどあちらでは語られていないことがあったり、自分が思うところとリンクしていたりいなかったりしていました。

まるっと自分が納得行くカタチで最大公約をまとめたのがこの「共感プログラム」の内容です。

みなさんのマーケティングを少しでもステキにアシストできていたら幸いです。

 

 

次の記事は『製品を飛び越えて企業のファンへ。ヤッホーブルーイングの”熱狂”の具体的な作り方とは』

そのヤッホーブルーイングの秘密はここに。

製品を飛び越えて企業のファンへ。ヤッホーブルーイングの”熱狂”の具体的な作り方とは

 

-MARKETING
-

書き手(rio)のプロフィール画像
あなたの毎日をもっとステキに。
「愛と売上」作りをお手伝いするコミュニケーションプランナー。
⇒ラジオもやっています。

「ステキ」をいち早くお届け。

「ステキ」を写真でお届け。

素性をラジオでお届け。

ステキアシスト
あなたの毎日をもっとステキに。
キャンプ,DIY,マーケティング,自由が丘,カフェ,よなよなエール等の情報でステキなアシストを目指す情報ブログです。
⇒さらに詳しく